スマホ代を半額以下に節約!格安SIMとは?わかりやすく簡単解説

格安SIMとは Step1
たま
たま

節約をするうえで1番初めに見直すべき固定費は「通信費」。キミは毎月いくら払っているの?

みさえ
みさえ

超大手のdocomoで毎月8000円くらいよ。格安SIMがいいって聞くけど、よく分からないし、なんか怖いのよね…。

たま
たま

多少のデメリットがあるのは事実だけど、それよりも金銭的メリットのほうがはるかに大きいよ。格安SIMに乗り換えるだけで毎月5000円以上の節約になるんだから。家族4人で乗り換えたら、およそ月2万円の節約だよ

最近CMや広告でよく目にする「格安SIM」。お得って聞くけど、なんでそんなに安いの?どういう仕組み?など、不安になりますよね。

この記事では格安SIMについて、できるだけ簡潔にわかりやすく解説しています。最後まで読んで節約への第一歩を踏み出しましょう!

みさえ
みさえ

そもそも「SIM」ってなぁに?

たま
たま

スマホの通信に必要なICカードのようなものだよ。

SIMカード
SIMカード

「SIM」とは、契約者の電話番号などの識別情報が記録された小型のICカードのことです。

携帯会社から発行されたSIMカードをスマホやタブレットなどの端末に差し込むことで、契約した回線の利用が可能になります。

「格安SIM」とは、大手キャリアのSIMと比べて利用料金が格段に安いSIMのこと。MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者がサービスを提供しています。

また、第4のキャリアと呼ばれる楽天モバイルは、他通信会社に負けない安さを武器にサービスを展開。選択肢はより大きく広がっています。

格安SIMを提供するMVNOは、携帯電話サービスを提供するのに必要な設備(基地局)などを持たず、大手キャリアの設備を借りているので、 安くサービスを提供できているのです。

さらに、利用者が自分でSIMカードをセットするなどセルフサービスを前提としており、実店舗を持たずオンラインのみでサービスを提供している事業者も少なくありません。人件費やテナント料などのコスト削減することで、より安価なサービスを提供しています。

格安SIMの大きなメリットは「月額利用料の安さ」ですが、ほかにも利点があります。それぞれ詳しく解説します。

メリット

1.月額利用料の安さ

格安SIMの最大のメリットは、大手キャリアに比べて毎月の料金が安いことです。

大手キャリアの提供する定額料金プランの相場は、毎月6,000円~8,000円程度ですが、格安SIMに変更すれば1,000円~2,000円程度に抑えられる場合があります。月々のデータ通信量が少ない人なら、さらに安くすることも可能。

格安SIMは、できる限りスマホの通信費を抑えたいという方にオススメです。

2.料金プランがシンプルで分かりやすい

料金プランがわかりやすいのも格安SIMの特徴です。料金体系が複雑なキャリアに比べて、データ量で選ぶだけのシンプルな設計になっているケースがほとんどです。

なかには楽天モバイルのように、契約プランはひとつのみで、使用したデータ量に応じて月額が決まるサービスも。プランの選択に迷う必要がないのは、とくに初心者には大きなメリットといえるでしょう。

3.データ容量の選択肢が多く、豊富な低用量プラン

大手キャリアは20GB以上の大容量プランにシフトする傾向がありますが、実際に20GB以上使用する人は全体の10%と比較的少数であり、多くのユーザーは20GB未満の容量で十分であることがわかります。

格安SIMは1GB、3GB、6GBなど、10GB以内の低容量プランが充実しています。自分の使用量に合わせて最適なプランを選びやすく、データ容量の無駄を減らすことができます。

格安SIMにはデメリットもあります。あとで後悔しないためには、いい面・悪い面、両方あわせての検討が重要です。

デメリット

1.通信速度が不安定になることがある

格安SIMでは、大手キャリアから通信回線を借り受けてサービスを提供しているため、利用者の多い時間帯はやや速度が落ちることがあります。

しかし、格安SIMの中でも大手キャリアのサブブランドである「ahamo」や「Y!mobile」などは、キャリアと同等の速さが期待できるといわれています。

2.キャリアメールが使えない場合がある

格安SIMの通信会社によって異なりますが、キャリアメールが利用できない場合があります。

なお、携帯キャリアによっては、キャリアメールを引き続き使用可能にするオプションサービスもあります。ただし、330円の月額がかかります。

キャリアメールにこだわりがないなら、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールがオススメ。スマホやPCで簡単に利用でき、将来的に別のキャリアに乗り換えることになっても継続して利用できます。

3.店舗が少なくネット手続き限定なことが多い

格安SIMは実店舗がない場合が多いので、対面サービスを希望する人には不便に感じることも。

スマホの操作に不慣れな人、対面サポートを希望する人は実店舗のある格安SIMを選ぶとよいでしょう。例えば「Y!mobile」や「UQモバイル」は全国に多くの店舗を展開しています。

ahamoはドコモショップで対応してもらえますが、3,300円の費用がかかります。自分の生活圏にある格安SIMを選ぶのも1つの手でしょう。

自分の毎月のデータ利用量を確認し、それに合った料金プランを選びましょう。

データ通信料 どれくらいのギガ(GB)を使うか?

1~3GB:1,000円以下の最安プラン

5~10GB:1,500円~3,000円の標準的なプラン

20GB以上:3,000円以上の大容量プラン

通話の頻度 電話をよくかけるか?LINE通話がメインか?

電話をよくかける場合は通話定額オプション(5分かけ無制限、完全かけ放題など)をつけたり、楽天モバイルの「Rakuten Link」で無料通話をする。

回線の安定性  速い通信速度が必要か?地方での使用が多いか?

ドコモ回線→山間部や地方でもつながりやすい

au回線→都市部でも安定しており、地方でも比較的強い

ソフトバンク回線→都市部は早いが、地方ではやや弱いことも

楽天モバイル→都市部は快適だが、エリア外ではパートナー回線(au)を利用

格安SIMは大手キャリアの回線を借りています。現在使用してるキャリアの回線を借りている格安SIMを選ぶのもおすすめです。

回線一覧

格安SIMはお得なキャンペーンを開催していることが多いです。

キャンペーンを使用することで1万円以上お得に乗り換え・新規契約できることもあります。

キャンペーンの種類が多くてどれを選べばいいか分からない方は、こちらの記事を参考にすると自分にあったキャンペーンを選ぶことができます。

お得なキャンペーン

格安SIMへの乗り換えは、月々のスマホ料金を大幅に節約し、固定費を削減する最初の第一歩です。

自分のデータ使用量や通話の頻度に合ったプランを選ぶことで、大手キャリアと変わらない快適な通信環境を維持しながら固定費を削減できます。

また、回線の種類や通信速度、対応端末などを事前に確認することで、よりスムーズに移行が可能です。 特に、データをたくさん使いたい人、通話をよくする人、料金をとにかく安くしたい人など、それぞれに適した格安SIMが存在するため、自分にぴったりのサービスを見つけることが大切です。

この記事を参考に、自分のスマホの使い方に合った格安SIMを選び、よりお得で快適な格安SIMへ乗り替えましょう!

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